【顧問先インタビュー】医療法人社団 平成医会様

Q1貴社の企業概要を教えてください。

菅谷さま

 私たち平成医会は、企業と顧問医契約という形で業務提携をして、その企業で働く従業員のメンタルヘルスのサポートを、契約先の企業担当者と一緒に取り組んでいく医療機関です。医療機関として精神科、心療内科のクリニックを開設しております。

 契約企業とともに、早期発見や予防の取り組み、法令順守していくような体制作りのサポートをさせていただいています。

Q2顧問契約を弊所に依頼したきっかけを教えてください。

菅谷さま

 医療機関で企業のメンタル不調者の対応をしているなかで、労務トラブルが原因でメンタル不調になる従業員の方が複数いらっしゃいました。医療的な側面では私たちがサポートできますが、法的な側面においては、私たちでは対応するのが難しいことが多いです。そこで、専門的な知識をアドバイスいただけるような法律事務所を探しておりました。

Q3弊所に顧問契約を依頼した理由を教えてください

菅谷さま

 法律事務所を探していた時に、従業員の中に岩出弁護士と知り合いの人がいて、ご紹介をいただきました。

 顧問契約以前にも、ロアさんが労務問題では、日本の中でもトップの弁護士事務所というのは噂で聞いていましたし、書籍などもたくさん出されていて、非常に関心がありましたので、ご縁もあり、顧問契約という形になりました。

Q4普段どのような依頼や相談をしていますか

菅谷さま

 契約先の企業担当者から、就業規則をどのように変えたらいいかなど、色々な法的な対応について相談をいただくケースがあります。そういった相談が来た時に、私たちでは回答ができないので、ロアさんにご相談することがあります。年に5、6回はやり取りがあるかと思います。

 また当法人では、契約先へのサービスの一貫としてセミナーの提供をしておりまして、医療に関するセミナーだけではなく、労務トラブルの情報発信もしていくということで、ロアさんにも年2回から3回ほど、定期的にセミナーを開催いただいています。

 

北川さま

 過去のセミナーテーマとしてはハラスメントや問題社員の方をどうしたらいいかなどに焦点を当ててお話いただきました。

 私たちのお客様の多くは人事担当者様なので、最近では、人事担当者が知っておくべき判例と基礎知識やSNSに関わる労務トラブルに関してのセミナーを開催いただきました。皆さんなかなか弁護士の先生のお話を聞く機会はないので、多くの企業担当者にご参加いただき、大変参考になったというお声をいただいています。

Q5顧問契約を結んでいてよかったと思う印象的なエピソードを教えてください

菅谷さま

 正直、私たちの中でもこの10年間で色々社内的な問題や課題、相談事項はありました。その際にしっかり親身になって相談に乗っていたただき、解決に導くことができたのは、非常に安心感がありましたね。契約先への対応で信頼できていたので。後は、私たちからロアさんへの一方的な相談ばかりではなく、ロアさんの方からも色々ご提案をいただくというのも、私たちにとっては非常に嬉しいです。

Q6顧問契約をする前に想定していなかった顧問契約の効果があれば教えてください

北川さま

 私たちが契約先の企業担当者から「平成医会って、何ができるの」とよく聞かれます。もちろん、「従業員のメンタルヘルスや健康維持を医療の側面からサポートをしています」とサービス内容をお伝えするのですが、企業担当者から労務に関するご相談があった際に、医療以外の側面でのプロフェッショナル・ネットワークとして、ロア様にご相談できるというのは、すごく安心感があります。

 あとは、実はロアさんも私たちと顧問医契約を結んでくださっているんですね。

 そのため、ロアさんからも「顧問先の従業員がメンタル不調で相談に乗っていただけないか」というご相談をいただくことがあります。相互に相談し合える関係は仕事をしやすく、ありがたいなと感じています。

Q7平成医会様にとって弊所はどのような存在でしょうか

菅谷さま

 一般的な言葉になりますが、日々業務するうえで、安心感を与えてくれます。当たり前のことかもしれないですが、レスポンスが非常によく、きっちり1つ1つ進んでいるなというのが我々も理解できるので、「いや、連絡が来なくてちょっと困ったな」とか、そういう感覚が今まで1度もないです。私たちが連絡を取りたい時には必ず返信をいただけて、何かしらの提案や、少し時間がかかるなどの連絡も含め、フォロー体制がしっかりできていることは安心できますし、心強いです。

Q8まだ顧問弁護士がいない企業様に対してメッセージをお願いいたします。

菅谷さま

 どこの企業も問題が起きてしまえば必ず対応はされていると思うんですね。そこにはやはり費用も発生し、時間もかかると思うのですが、事前にコツコツと体制を整えておくと、そもそも問題が起きなくて済むケースがたくさんあると思います。予防という観点で、こういった顧問契約を利用することが、メリットとしてあげられると思います。

 

北川さま

「特に、うちは何もないから大丈夫」と思っている企業は多いと思います。何もなかったとしても、問題が起きないように、「就業規則を変えましょう」「雇用契約書を見直しましょう」といった内部では気づけないアドバイスをいただけるので、本当に働きやすい職場を作るために必要な体制整備の1つとしてご契約いただくと、特に人事担当者様にとっては、安心して仕事ができるのではないかと思います。何かあった時に相談相手がいることはとてもいいことだと思います。特に中小企業では法務の担当者に弁護士がいるような企業は少ないので、本当に心強い存在になるのではないかと思います。

Last Updated on 2023年8月29日 by loi_wp_admin


この記事の執筆者:弁護士法人ロア・ユナイテッド法律事務所
当事務所では、「依頼者志向の理念」の下に、所員が一体となって「最良の法律サービス」をより早く、より経済的に、かつどこよりも感じ良く親切に提供することを目標に日々行動しております。「基本的人権(Liberty)の擁護、社会正義の実現という弁護士の基本的責務を忘れず、これを含む弁護士としての依頼者の正当な利益の迅速・適正かつ親切な実現という職責を遂行し(Operation)、その前提としての知性と新たな情報(Intelligence)を求める不断の努力を怠らず、LOIの基本理念である依頼者志向を追求する」 以上の理念の下、それを組織として、ご提供する事を肝に命じて、皆様の法律業務パートナーとして努めて行きたいと考えております。現在法曹界にも大きな変化が起こっておりますが、変化に負けない体制を作り、皆様のお役に立っていきたいと念じております。