新着情報

同一労働同一賃金に対する会社の対応方法とは?-弁護士が対応すべきポイントについて解説!-

文責:石居 茜 1 同一労働同一賃金とは (1)同一労働同一賃金とは ア 「均等待遇」「均衡待遇」 「同一労働・同一賃金」とは、いわゆる正規雇用労働者(無期雇用のフルタイム労働者)の待遇と、非正規雇用労働者(パートタイム労働者・有期雇用労働者・派遣雇用労働者)との待遇について、不合理な相違を禁止する... 続きはこちら≫

退職した従業員による競業行為を防ぐ方法について弁護士が解説~退職後の従業員への対応

文責:岩野 高明 退職した従業員による競業行為 退職した元従業員が、退職前の会社と競合する会社に転職したり、退職前の会社と競合する事業を自ら始めたりすることがあります。また、このような競業をするだけではなく、退職前の会社の顧客に連絡をして、顧客を奪おうとすることもあります。このような競業や顧客の奪取... 続きはこちら≫

【令和6年4月16日判決】事業場外みなし労働時間制の適用についての最高裁判例について解説

文責:木原 康雄 1 はじめに 令和6年4月16日、事業場外みなし労働時間制に関する最高裁判決(協同組合グローブ事件)が出されました。 今回は、事業外みなし労働時間制の内容を振り返りつつ、判決の内容を検討し、労務管理上の留意点を確認していきたいと思います。 2 事業場外みなし労働時間制とは 事業場外... 続きはこちら≫

<社労士向け>リアルセミナー開催のご案内

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 この度、社会保険労務士の皆さま限定で「メンタル不調と労災申請・労災民事賠償の実務的対応」をテーマに、下記の通り、社労士セミナーを開催致します。 企業からの労務相談をお受けする中で、ハラスメント等を理由にメンタル不調を発症し、労災申請に至るケースは多く見... 続きはこちら≫

社員の業務上横領を刑事告訴する会社側のデメリットとは?弁護士が解説!

文責:中野 博和 1 業務上横領とは? 「業務上横領」とは、業務上自己の占有する他人の物を不法に領得することを指します。 すなわち、会社の経理担当が金銭を着服する場合や、倉庫業における管理担当者が管理している物を他者へ売却する場合など、会社の業務上、一時的であっても会社その他の他人の財物の管理・占有... 続きはこちら≫

雇用契約書の重要性とは?就業規則との違いについても弁護士が解説

文責:木原 康雄 1 雇用契約書作成の必要性 雇用(労働)契約とは、労働者が使用者に対して労働に従事することを約し、これに対する対価(賃金)の支払いを使用者が約束する契約ですが、それを定めている民法623条・労働契約法6条は、契約書面の作成を義務づけているわけではありません。 しかしながら、口頭だけ... 続きはこちら≫

働き方改革関連法における36協定の改正点とは?何が変わるのか?

文責:松本 貴志 0 働き方改革関連法とは?はじめに 働き方改革関連法は、2018年に成立した法律ですが、その内容は多岐にわたり、また、業種によってはその適用が一部免除されるものもあるので、改正の内容は複雑です。 また、下記のとおり、働き方改革関連法の施行により、36協定の締結において留意すべきポイ... 続きはこちら≫

従業員が業務中に機械でケガをし、労災認定された後に、代理人弁護士をつけて会社の安全配慮義務違反を主張して損害賠償請求したが、会社が安全配慮義務を尽くしていたことを主張・立証したところ請求が途絶えた事例

* 当事務所でよくあるご相談や取り扱い事例です。一部内容はアレンジしております。 【企業概要】 メーカー、製造業従業員規模 30名程度 【事案の概要】 本件は、工場において、製品を機械で加工する業務に従事していた従業員が、機械に手を入れてケガをし、労災認定されました。その後、従業員が、代理人弁護士を... 続きはこちら≫

業務上横領が起きた際の会社の対応のポイントとは?刑事告訴は可能?

文責:石居 茜 1 業務上横領とは? 「業務上横領」とは、業務上自己の占有する他人の物を不法に自分の物にすることを指します。 すなわち、会社の経理担当による金銭の横領、会社の売上金の横領など、会社の業務上、一時的であっても会社の金銭の管理・占有を任されている場合に、それを自分の物にすることが業務上横... 続きはこちら≫

就業規則を作成しないデメリットとは?弁護士が作成・変更についてわかりやすく解説!

文責:中村 仁恒 1 就業規則とは 就業規則とは、労働者の賃金や労働時間などの労働条件に関すること、職場内の規律などについて定めた規則のことをいいます。 就業規則に記載する内容には、必ず記載しなければならない事項(絶対的必要記載事項といいます)と、そのような定めをする場合に記載しなければならない事項... 続きはこちら≫