問題社員対応・解雇トラブル・退職勧奨

労働問題を未然に防ぐ会社側の対応方法について弁護士が解説~

文責:中野 博和 1 労使紛争(トラブル)がもたらす危険性 労務トラブルの具体的な内容にもよりますが、労務トラブルが発生した場合には、会社には様々なリスクが発生します。以下では、簡単にではありますが、リスクの内容をご紹介します。 (1) 多額の金銭支払いのリスク まず、労働者から多額のお金を請求され... 続きはこちら≫

パワーハラスメントを行う社員への会社側の対応方法について弁護士が解説

文責:石居 茜 1 パワーハラスメントとは? (1)パワーハラスメントとは? 以下の①~③までの要素の全てを満たすものが職場におけるパワーハラスメントです(パワハラ防止法30条の2第1項)。 ① 職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって ② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより... 続きはこちら≫

会社に対する誹謗中傷を行う問題社員への対応方法とは?労務に精通した弁護士が解説

文責:木原 康雄 1 誹謗中傷を行う問題社員について 近時は、SNSの普及によって、一般人が不特定多数人に情報を伝達することが容易になっています。また、日常的に利用しているという“敷居の低さ”から、その情報が拡散した場合の影響をあまり考えずに、日々の出来事を投稿しがちといえます。 そのため、自分が勤... 続きはこちら≫

会社がパート従業員を雇止めしたところ、その従業員が外部労組に加入し、団体交渉となった事例

* 当事務所でよくあるご相談や取り扱い事例です。一部内容はアレンジしております。 【企業概要】  小売業  従業員規模 300名程度 【事案の概要】 会社がパート従業員を雇止めしたところ、その従業員が外部労組に加入し、団体交渉を申し入れてきました。団体交渉では、雇止めの無効、地位確認請求に加えて、パ... 続きはこちら≫

精神疾患で休職していた従業員が休職期間満了時に復職不可と判断され退職となったことから、地位確認訴訟を提起した事案で、産業医の判断等から復職はできなかったとの主張が認められ勝訴した事例

※当事務所でよくあるご相談や取り扱い事例です。一部内容はアレンジしております。 【企業概要】 介護事業 従業員規模 100名程度 【事案の概要】 精神疾患で休職していた従業員が、休職期間満了時に、主治医の診断により復職が可能と主張してきたが、会社面談と産業医の診断により復職不可と判断したため、就業規... 続きはこちら≫

退職した従業員への損害賠償請求をする際の注意点

文責:松本 貴志 企業と労働者との間の紛争が生じることが多いのが、労働者が退職をする場面です。例えば、以下のようなケースでは、企業は退職した従業員に対する損害賠償請求を検討するでしょう。 ・突然労働者と連絡が取れなくなったと思ったら、退職代行業者が退職届を提出してきた。 ・在職中に退職後は競業他社に... 続きはこちら≫

横領を行う社員への対応方法について弁護士が解説

文責:福井 大地 当社の経理責任の従業員が、会社の口座から自身の口座に送金し、会社の資金を着服していたことが判明しました。会社としては、当該従業員に対し、どのように対応すればよいでしょうか。 1 横領とは?窃盗との違いについて 「横領」とは、刑法上の定義によると、他人の物の占有者が委託の趣旨に反して... 続きはこちら≫

従業員を解雇する際の注意点について!弁護士が解説-普通解雇・懲戒解雇について-

文責:岩野 高明 解雇が無効とされた場合に使用者が受けるダメージ 解雇とは、従業員との間の雇用契約を使用者が一方的に終了させることです。我が国の労働法制の下では、従業員の解雇は客観的に合理的な理由がない限り無効とされてしまいます。客観的に合理的な理由というのは、例えば、従業員の能力不足が極めて著しい... 続きはこちら≫

うつ病で休職していた従業員が、パワハラを主張して労災申請したが、事実調査を行った結果、パワハラの事実は発見できず、むしろその従業員が周りの従業員と協調して仕事ができないことが判明し、労災認定されなかった事例

※当事務所でよくあるご相談や取り扱い事例です。一部内容はアレンジしております。 【企業概要】  小売業  従業員規模 300名程度 【事案の概要】 うつ病で休職していた従業員が、今まで特に主張していなかったにもかかわらず、突如、「他の従業員にパワハラされてメンタル不調になったので労災申請をします。」... 続きはこちら≫

退職勧奨のポイントについて弁護士が解説

文責:石居 茜 退職勧奨とは? 問題社員がいた場合、解雇が可能でしょうか。 具体的には、下記コラムをご参照の上、記載してあるステップを踏んで対応してください。 ▼関連記事はこちらから▼ 能力不足・成績不良社員への対応方法とは?問題社員対応(モンスター社員対応)について弁護士が解説 協調性がない問題社... 続きはこちら≫