業務改善命令とパワハラの違いとは?適切な指導方法を弁護士が解説
文責:中野 博和 1 業務改善命令とは ⑴ 業務改善命令の意味及び目的 業務改善命令についての法的な定義はありませんが、判例(電電公社帯広局事件・最一小判昭和61年3月13日労判470号6頁)では、「業務命令とは、使用者が業務遂行のために労働者に対して行う指示又は命令」であると判示されています。 こ... 続きはこちら≫
東京都カスハラ防止条例について企業労務に詳しい弁護士が解説
文責:石居 茜 1. カスハラとは カスハラとは、「カスタマー・ハラスメント」の略称で、顧客や取引先が従業員に対して行う不当な要求や暴言、威圧的な言動を指します。例えば、飲食店での過度なクレームや、コールセンターでの執拗な苦情、サービス業における理不尽な要求などが該当します。これらの行為は、従業員の... 続きはこちら≫
医療機関におけるカスハラ対応について企業労務に詳しい弁護士が解説
文責:松本 貴志 1.医療機関におけるカスハラの現状 1-1.カスハラとは 令和4年2月に厚生労働省が発表した「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」(以下、カスハラマニュアル)によれば、カスハラは明確に定義づけられないものの、企業の現場においては、「顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレー... 続きはこちら≫
コールセンターにおけるカスハラ対応について企業労務に詳しい弁護士が解説!
文責:岩出 誠(弁護士・東京都立大学法科大学院非常勤講師) Ⅰ コールセンターのカスハラの現状 Ⅰ-1.カスハラとはー一般用語とカスハラの法的定義 カスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」という)ととは、顧客等からの著しい迷惑行為として言及されています(「心理的負荷による精神障害の認定基準」令5・... 続きはこちら≫
カスタマーハラスメント対策とは?対応のポイントを弁護士が解説!
文責:石居 茜 1 カスタマーハラスメントとは カスタマーハラスメントとは、広義では、顧客等からの著しい迷惑行為をいいますが、厚労省の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」では、以下のように定義されています。 ① 顧客等からのクレーム・言動のうち、 ② 当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に... 続きはこちら≫
【弁護士が解説】逆パワハラとは?会社側が取るべき対応について弁護士が解説!
文責:岩出 誠 概要 パワーハラスメント(パワハラ)の中で、今、話題になっているのは、逆パワハラです。 逆パワハラについては、「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針」(令2・1・15厚労告」 (以下、「パワハラ指針」という)にお... 続きはこちら≫
パワハラでの労災認定とは?会社側の対応について弁護士が解説
文責:松本 貴志 0 はじめに 近年では、精神疾患を原因とする労災申請件数が増加しており、労働者が精神疾患を患う原因としては、上司からのパワハラやセクハラなどのハラスメントの占める割合も多いです。 企業にとっては、パワハラ等のハラスメントが原因で労働者が休業・退職、最悪の場合自殺などに至った場合には... 続きはこちら≫
パワハラを行う社員への会社側の対応方法について弁護士が解説
文責:石居 茜 1 パワーハラスメントとは? (1)パワーハラスメントとは? 以下の①~③までの要素の全てを満たすものが職場におけるパワーハラスメントです(パワハラ防止法30条の2第1項)。 ① 職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって ② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより... 続きはこちら≫
【弁護士が解説】カスタマーハラスメントとは?介護業でよくある事例を弁護士が解説!
文責:岩出 誠 概要 ハラスメントの中で、精神障害の労災認定の多さからや労働局の相談等からも注目されているのがカスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」という)です。カスハラについては、「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針」(... 続きはこちら≫
従業員がパワハラを主張して弁護士をつけて会社に損害賠償請求をした事案で、請求金額を大幅に減額して示談により解決した事例
* 当事務所でよくあるご相談や取り扱い事例です。一部内容はアレンジしております。 【企業概要】 製造業 従業員規模 500名程度 【事案の概要】 従業員が、弁護士を代理人に立てて、上司からパワハラを受けたと主張して200万円の損害賠償請求をした事案でした。 【当事務所の対応】 当事務所は会社の代理人... 続きはこちら≫